ビジョナップの発達障害・学習障害への可能性、カイロプラティック機能神経学を通して

ビジョナップの発達障害・学習障害への可能性、カイロプラティック機能神経学を通して

カイロプラティック機能神経学コラボセミナー風景

機能神経学コラボセミナー風景

2019年11月23日・24日の2日間、東京で開催されたカイロプラクティックの機能神経学コラボセミナー、「2019 DISO x TNC コラボレーションセミナー」に協賛参加して来ました。今回は8月のモジュール1に続き、モジュール2でした。参加者へのVisionupの紹介が目的でしたが、計4日間にわたって機能神経学をしっかりと?学ばせていただきました。

※註)
機能神経学とは? アメリカ合衆国発、投薬や手術を行わずに脳や神経系の働きを修復し、様々な症状を改善するカイロプラティックの新しい療法のことです。
DISO(ITOセミナー事務局)は、臨床応用できるカイロプラクティック機能神経学のセミナー企画・運営を行っています。
TNC(トータルニューロコンディショニング)とは、神経科学に基づく感覚入力エクササイズを用いて、健康維持や疾病予防を目指した脳のコンディショニングメソッドです。

今回は、お二人の講師のコラボセミナーでした。

伊藤彰洋(伊藤カイロプラクティック オフィス Ito Chiropractic Office)

米国公認カイロプラクター(DC)、Carrick Institute機能神経学卒後教育課程 公認講師、
アメリカ合衆国で機能神経学を修め現地で開業。帰国し名古屋で治療院を運営しながら日本で機能神経学を広める活動をされています。発達障害・学習障害の治療もされています。

江口典秀(マークスライフサポート株式会社)

横浜で治療院を運営しながらトレーナーとしてプロスポーツ選手や実業団選手など、数多くのトップアスリートのケア及びコンディショニング指導を行っている先生です。機能神経学を用いたTNC(トータルニューロコンディショニング)を提唱されています。

カイロプラティック機能神経学の江口先生と伊藤先生

左:江口先生 右:伊藤先生

参加者は、カイロプラクティック治療院、鍼灸院、整体整骨院の先生方と発達障害・学習障害のケアをされている先生方です。既にほとんどの先生方がビジョナップを導入済みで、今回その感想をお聞きすることが出来ました。

カイロプラティック機能神経学コラボセミナー参加者の先生方と

コラボセミナー参加者の先生方と

アスリートのクライアントさんが多い先生、高齢者の患者さんが多い先生と様々ですが、増えているのが発達障害・学習障害のお子さんたちだそうです。その原因にアプローチしたり治療の目的で視覚機能の確認やビジョントレーニングもされます。ビジョナップを装着してもらってビジョントレーニング、と言っても簡単なボール遊びなどをやってもらうと、良い意味で大きな変化が出たと複数の先生方からお聞きすることが出来ました。初めて使ってもらっただけで、次の来院時に保護者の方から驚きの感想をもらうほどだそうです。

発達障害・学習障害の原因の全てではありませんが、視覚機能が関わっているケースが多いことは以前からよく指摘されています。機能神経学の本場アメリカでの第一人者の一人、Dr. Robert Melillo著「Disconnected Kids」邦訳「薬に頼らず家庭で治せる発達障害とのつき合い方」でもビジョン、視覚機能に関する内容がかなり記載されています。

書籍「Disconnected Kids」と邦訳「薬に頼らず家庭で治せる発達障害とのつき合い方」

書籍 Disconnected Kids と邦訳書

これまでアスリートにビジョントレーニングによるパフォーマンスアップにとご紹介してきたビジョナップ。子供の発達期に使うことで十代後半のピークを押し上げてもらおうとジュニアモデルを開発し投入しましたが、同時に発達障害・学習障害の治療のお役に立てるなら嬉しい限りです。まだ始まったばかりですが、近い将来、専門家の協力を得ながら、具体的にどのような使い方が効果的なのか、ご提案することが出来ればと思います。

ビジョナップを研究や治療に使ってみたいという専門家の方がいらっしゃいましたら、ぜひお問合せください。情報交換させていただけますと幸いです。

※お子さんの治療に使ってみたいという保護者の方は、必ず専門家に相談しながらお使いいただきますようお願いします。弊社の立場場、ご使用にあたってのご相談は承りますが、治療については承れませんので予めご了承ください。