アイスダンス強化選手で倉敷FSC所属の小松原美里&ティム・コレト組(Misato KOMATSUBARA/Timothy KOLETO)を訪問して来ました。
小松原選手は全日本ジュニア選手権を3連覇後、14-15シーズンからイタリア人選手と組み、5年間ミラノで活躍。米国生まれのコレト選手は、韓国、ノルウェーで3季アイスダンスを経験。2016年5月に小松原&コレト組を結成。2017年に結婚、2018年イタリア・ミラノからカナダ・モントリオールに拠点を移動。2018年11月末からは岡山に拠点を移し活動しています。
昨年2018年の全日本フィギュアスケート選手権(12月21日~24日、大阪府立門真スポーツセンター)では見事優勝!
<アイスダンスの最終順位と得点>
優勝:小松原美里/ティムコレト 総得点:152.60
第2位:平山姫里有/アクセルラマッセ 総得点:121.04
第3位:飯田澪/石橋健太 総得点:119.30
この結果、今年2019年の世界選手権には日本代表として出場します。
世界フィギュアスケート選手権2019
会場:さいたまスーパーアリーナ
日程:2018年3月18日(月)~3月24日(日)
岡山のVisionup販売店「秋山鍼灸接骨院」の秋山先生と日髙トレーナーが1か月前の昨年12月から契約指導されていることから今回のデモが実現しました。ビジョナップは、週1で接骨院にて基本的なビジョントレーニングを実施して来たものの、氷上では使ったことがありませんでした。
岡山国際スケートリンクで練習中の二人を訪問し、ほぼスケートリンクを貸し切りで練習している二人をまずは見学。アイスダンス、かなりのスピードで滑るのに優雅で綺麗です! 前日You Tubeでアイスダンスの動画を見たこともあって、ビジョナップで向上すべきなのは周辺視とバランス感覚だと推察しました。
挨拶を終え、まずは少しヒアリングから。雑談の中から聞き出した内容からすると...「正確な演技のためのバランスの維持と相手との距離感が難しい。」事前の推察はほぼ的中! 視力や利き目の話をしてから、今日の目的の氷上でのデモ。デモと言っても私が滑るのではなく、二人にお試しをしてもらうという意味ですが。(苦笑)
実際に氷上でビジョナップをかけて設定を変えながら滑ってもらい、最後に外して滑ってもらうと … 二人から少し笑みがこぼれました。指導されているコーチからも「今の良かったよ!」の声。
ビジョナップが、フィギュアスケート、アイスダンスでも効果が期待できると判明した瞬間でした! 今後は、“見るチカラ”を鍛える従来の陸上でのビジョントレーニングに加えて、氷上でのバランス感覚や演技での周辺視を鍛える氷上トレーニングの両方をじっくりと続けてもらうことにしました。
まずは、3月の世界フィギュアスケート選手権2019@さいたまスーパーアリーナを目標に頑張って欲しいと思います。その先には、2022年北京オリンピック出場という大きな目標を見据える小松原美里&ティム・コレトペア組を今後も出来る限りサポートさせていただきたいと思います。皆さんの応援もよろしくお願い致します。
追記:さっそくお二人のSNSでビジョナップを紹介いただきました! 感謝!