ジュニアサッカー選手にスポーツビジョントレーニングの導入を!

「サッカーキャンプ 2017 in 桜島」(鹿児島県)にスポンサーとして参加してきました。北は九州、南は沖縄まで全国から集まったサッカー少年100名が4泊5日の日程で元Jリーガーを多数含む指導陣から直に指導を受け、最終日には大会形式の試合を行なうという企画です。

サッカキャンプ 2017 in 桜島

3日めの昼食後に弊社主催の「スポーツビジョンセミナー」を開催。講師に地元、国立鹿屋体育大学の研究生で同大学野球部コーチの鈴木智晴氏を迎え、体験型のセミナーを開催。鈴木氏の工夫された内容と話術の素晴らしさもあってか、目を鍛えるビジュアル・トレーニングなど聞いたこともなければ、やったこともないジュニアの選手たちが、みんな真剣にノートを取りながら聞き、体験してくれました。
セミナーの最後に、ビジョナップの紹介を少し入れて興味を持ってもらい、休憩時間と練習時にお試しをしてもらいました。

スポーツビジョンセミナーの風景

一番下は5歳の年長さんから小学生を中心にキャッチボールやサッカーのパス練習などで少し試してもらうと、みんなちゃんと体感できて、100%喜んでもらえます。その上で、「ボールをちゃんと見るって実はこういう風に見ることだよ。普段からトレーニングしたり、しっかり見る意識を持って見ると、いつもこういう風に見えるようになるんだよ。」という話をすると、子どもたちなりに、普段いかにボールをいい加減に見ていたかということに気付いてくれます。

セミナーでのビジョナップのデモ風景

ビジョナップは、“見るチカラ”スポーツビジョンのトレーニング機器ですが、見るということに対する気付きを与えるツールとしても利用価値があるかもしれません。(笑)

球技の種目を問わず、指導者は「もっとボールを良く見て!」と言い、選手は「はい、見てます!」と返すのが日常になっていませんか? 見えるということが当たり前だけに、言う方も、言われる方も、本当に“良く見る”ということを知らないまま、分からないまま、深く考えることなくやりとりしていないでしょうか?

ビジョナップで5分ほど練習するだけで、「ボールって、こんな風に見えるようになるんだ。」と分かれば、指導する側も、指導される側も練習の濃さが変わってきそうです。

「サッカーボールは大きいから、卓球や野球のように動体視力は必要はない、従って見るチカラのトレーニングも必要ない。」というお声を耳にすることがありますが、そんなことはありません。

ボールを良く見るトレーニングを積むことで“見るチカラ”全般的な視覚能力が上がります。周辺視、深視力(距離感)、目と体の協応動作などは、サッカーでも不可欠の視覚能力です。味方選手、相手選手、さらにはフィールド全体を見通す力、そして空間把握能力や俯瞰能力も向上します。

スポーツビジョントレーニングのゴールデンエイジは、見るチカラの成長期である6歳~15歳ごろと言われています。もっともっと多くのジュニアスクールが“見るチカラ”スポーツビジョントレーニングに興味を持つことを願っています。そのきっかけとしてビジョナップがお役に立てるなら、できる限りご協力させていただきます。

サッカーサマーキャンプ in 桜島 2017 リーフレット