メディアで紹介されました!サッカーJ1ベガルタ仙台が本格導入!

東北仙台を本拠地とするJ1のベガルタ仙台さんがJリーグでは初となるVisionup(ビジョナップ)を使った“見るチカラ”のトレーニングを始めました! 導入の経緯や使ってみての選手の感想などが地元紙「河北新報」さんに掲載されましたので紹介させていただきます。

ベガルタ仙台の練習風景

ベガルタ仙台のビジョナップを使った練習風景

2017年1月31日付け 河北新報の記事

<ベガルタ>GK練習 新兵器はサングラス

GK3人が練習中、サングラスを掛けた。南国宮崎の強い日差しを遮るためではない。「Jリーグのクラブが導入するのは多分初めて」。チームの関係者が「新兵器」に胸を張った。レンズ内に特殊な液晶パネルが入っている。スイッチを入れると、高速で明滅し始める。距離感がつかめず、近くから手で投げられたボールすら満足に捕まえられない。

京都市の企業が製造販売する。鹿児島キャンプで本格的に取り入れた。当初、ぽろぽろ球を落としていた3人は、今ではハーフライン付近からの長いクロスも捕まえる。石野GKコーチは 「球筋の予測能力と集中力が鍛えられる。ゴール前の混戦など見えづらい状況で成果が出るはず」 と期待する。

GK3人の評判は上々だ。シュミットは 「集中力が高まった」。関は 「サングラスを外した後、ボールが見えやすくなった」。石川慧は 「効果があるので今後も続けたい」 と話す。

スイス代表の関係者から製品の存在を聞いた石野コーチが昨年末、1個約4万5,000円で自費購入。オフに息子と一緒に近所で練習して効果を実感し、チームに導入を働き掛けた。「今までにない刺激を入れることで、能力が伸びればいい」 と石野コーチ。サングラスが仙台の強い味方となるか、期待がかかる。(狭間優作)