Visionupの安全性と注意点
<Visionupの安全性>
1.視覚機能や健康に対する安全性
液晶レンズを電気的に暗くすることで視野を断続的に遮断するだけです。
まばたきを早くしたり、手のひらを目の前で上下に振るのと同じです。光体(光るモノ)を使って点滅させているのではありません。
視覚機能や健康に害を与えることはありません。ただし、普段の見え方とは違った見え方になりますので、以下の注意点を良くお読みの上でご使用ください。
2.構造的な安全性
レンズには、ポリカーボネート製のフィルム液晶を使用しています。割れたり飛散することはありません。
フレームには、ナイロン系の樹脂を使用して簡単に曲がって折れにくくしています。
ただし、強い衝撃で分解した場合、フレームの角などでケガをする可能性がありますのでご注意ください。
3.電気的な安全性
0.5A以下の弱電しか使いませんので、電気的に人体に害を与えることはありません。漏電及び静電気の試験を受けクリアーしています。
<ご使用上の注意点>
1.目のトレーニング以外の目的に使わないでください
Visionupは、見るチカラを鍛えるトレーニング機器です。装着するとパフォーマンスが上がるのではなく、パフォーマンスを上げるために目のトレーニングに使用するツールであることを理解した上でご使用ください。トレーニング目的以外の遊びや娯楽での使用はご遠慮ください。
2.長時間の使用は厳禁です!
1回10分~15分、2,3日おきの使用が最も効果的です。それ以上の使用や、毎日の使用は不要です。普段の見え方とは違うため、30分を超える長時間や毎日の使用は厳禁としています。
3.こんな時は使用をお止めください!
30Hz以下の遅い点滅回数では普段の見え方との違いが大きく、乗り物酔いに似た症状を覚えることがあります。その場合は、一旦使用を中止し休息してください。再度使う時は、別の日に50Hz以上の設定から目を慣らしながら使用ください。症状が回復しない場合は、早めに医師の診断をお受けください。
4.次のような方は、ご使用になれません!
・光感受性発作の方(点滅を見るとてんかんの症状が出る方)
・これまでに発作やてんかんの経験がある方
・18歳未満の方が、監督者or指導者なしで使用すること
・目の病気をお持ちの方 ・車などを運転、操作しながら使用すること
5.大きなメガネの上からは使えません。
メガネの上から使用するデザインにはなっていませんが、特に大きめのレンズ/フレームのメガネでなければ、最近多い小さめのレンズのメガネの上からでしたら、装着して基本的な練習でお使いいただけます。また、付属のヘッドバンドで少し締めていただき、ノーズパッドの開きを調整いただくことでフィット感を高めることができます。なお、コンタクトレンズとの併用は全く問題ありません。
メガネ併用モデル「オーバーグラスタイプ」の開発は制限が多く一旦中止しました。
6.視力が悪いと使えません!
効果を上げるには、0.7程度の視力を必要とします。
1m程度の距離でテニスボールなどを見ることができれば、基礎的なトレーニングは可能です。コンタクトレンズで矯正の場合は何ら問題なくお使いいただけます。
7.視力の回復には使えません!
Visionupは、近視、遠視、乱視、老眼など視力の回復には使えません。視力の回復には、メガネやコンタクトレンズ、あるいはレーシック手術などでの矯正が必要です。
8.水に濡れると使えません!
防水仕様ではありませんので、ウォータースポーツや雨中では使えません。特に多汗症の方はご注意ください。
9.暗い場所では使えません!
Visionupは光源を持たず、一定の明るさを必要とします。明るさが十分でない場所では、照明器具を必要とする場合があります。照明なしでの夜間の使用はできません。
10.8歳未満のお子様は使えません!
視覚機能の成長が完了するのが6歳ごろと言われていることから、8歳以上でのご使用をおすすめしています。サイズ的に概ね12歳未満及び小顔の女性には一回り小さなサイズ(ジュニアモデル VJ11-AF)をおすすめします。
また、18歳未満の方の使用にあたっては、長時間の使用や誤使用を避けるため、必ず保護者か指導者のもとで使用ください。
その他、注意事項の詳細は、取扱説明書をお読みください。取扱説明書ダウンロード
ご質問などございましたら、お気軽にお問合せください。