スポーツの審判員(レフェリー)と”見るチカラ”スポーツビジョン

第24回スポーツビジョン研究集会

8月19日(土)第24回 スポーツビジョン研究集会に会員として、また協賛企業として参加しました。
30年前、既にアメリカでスタートしていたスポーツビジョンを日本に紹介し、普及活動をしてきた一般社団法人スポーツビジョン研究会が主催する年に1回の研究集会です。

今年の特別講演は、皆さんご存知、日本サッカー協会のプロフェッショナルレフェリーの西村雄一氏と西村氏のコンディショニング・トレーナーの江口典秀氏による「夢と感動を支える者として=サッカー審判員の観点」。ここでしか聞けない数々の裏話と共に審判員としての“見るチカラ”の重要性やそのトレーニング方法を実演を交えて分かり易く紹介。

西村レフェリーWCのボールやユニフォーム

昨年の研究集会で初めてお会いした西村氏と江口氏。既にスイスからの情報でビジョナップをご存知で、すぐにご購入。そこからいろいろとやりとりをさせていただくようになりました。

プロフェッショナルレフェリー西村雄一氏

江口氏とは7月の展示会「スポルテック」で合同出展し、今後さまざまな分野でコラボする計画です。江口氏は、日本代表アルペンスキー男子チームや日本代表セーリングチームのトレーナーを務めながら、横浜で治療院マークスボディデザインを運営。機能神経学アプローチによるコンディショニングの普及に尽力されています。その施術に使うオリジナルのスタンディングボード「マークスボード」にビジョナップを組み合わせると効果の出方が格段に早くなるとのこと。

コンディショニングトレーナー江口典秀氏

その指導を受けている西村氏は、普段のトレーニングに加えて、笛を吹く試合前のコンディショニングづくりとしても、マークスボードとビジョナップを使っています。
ある意味スポーツ選手以上に?見ることが大事な審判員にも“見るチカラ”のトレーニングが普及して欲しいものです。西村氏は、日本での先駆者と言えます。

マークスボード+ビジョナップ

オランダ王立フィールドホッケー連盟の優秀な審判員Jonas van’t Hekもビジョナップを使った視覚トレーニングを受けています。3ヶ月のトレーニング後、彼の視覚機能は15%もアップしました。現在アムステルダムで欧州ホッケー選手権2017に向けてトレーニングを続けています。

オランダ王立フィールドホッケー連盟の審判員Jonas van’t Hek

スムーズな試合進行に欠かせない審判もスポーツ選手同様にパフォーマンスを上げるいろいろなトレーニングをしています。プロ野球の審判は、毎年スポーツビジョンの測定を受けているようです。今後は、審判にも“見るチカラ”スポーツビジョンのトレーニングが広まることを願っています。